

毎週木曜日の夜8時になると、出町の名物喫茶YAOMONに、町の人たちがおもむろに集まってきます。70歳のおばあちゃんの肩に、大きな荷物が。その中身はなんとノートパソコン。そう、喫茶YAOMONでは週一で『パソコン倶楽部』が行われているのです。
「パソコンのここがわからん!」「もっとあんな事やこんな事がしたい!」という様々な要望に、大学生をはじめたくさんのセンセイがマンツーマン、時には3対
1で一緒に解決法を考えます。
そう、ここがミソなんです。教える側も決してプロではありません。むしろ地域のおばあちゃんから教わることだってたくさんあるのです。だから、『パソコン教室』ではなく『パソコン倶楽部』なのです。

さて、人が集まってくると、まずは喫茶YAOMON自慢の美味しいコーヒーが全員に出されます。それを頂きながら、誰かが持ってきたお茶菓子をボリボリ。そして最近した旅行の話や、地域のイベントの話なんかをします。「旅行の写真見たいです!」なんて誰かが言うと、おもむろにノートパソコンの蓋が開き、おばあちゃんのメガネが光ります。
といった具合にとても賑やかな雰囲気の中、自然にパソコンを使えるようになっていくという不思議な空間が、この『パソコン倶楽部』の魅力なのです。

初めて『パソコン倶楽部』が行われたのは、2004年のことだったでしょうか。その頃から毎週欠かさず通っているおばあちゃんは、もうみんなのアイドルです。趣味で撮った写真をカレンダーにするなんて朝飯前。
他にもインターネットをたしなむ人や、Eメールで同世代の友達と交流する人など、やってることは人それぞれです。
どうですか?「パソコン買ったはいいけど、なんのこっちゃわからんし部屋の隅でホコリかぶってます」って人、けっこういるんじゃないでしょうか?
ぜひ一度、『パソコン倶楽部』へお越しください。
そして、パソコン触るのが好きで、人と話すのが好きな人。
センセイと呼ばせてください。
あなたの天職はここにあります。
ふらっとのぞき見も大歓迎。ステキな体験が、きっと待っていますよ。
[久保敦史]
喫茶YAOMON(寺町今出川西入ル)
毎週木曜日 20:00~21:30頃
参加費:300円(コーヒー代含む)